スケッチラボを利用する方々へのインタビューシリーズです。 今回は学生研究員の小倉さんにお話を伺いました。
聞き手:
スケッチラボとの関わりのきっかけは、どんなところにあったのでしょうか?
小倉さん:
2年前(高校2年のとき)に、バスケ部の外部コーチにスケッチラボを紹介され、スケッチオーデションに参加したことがきっかけです。
聞き手:
なぜスケッチオーデションに興味を持ったのですか?
小倉さん:
ビジネスや起業に興味があったからです。高専に入った理由も、はやく自立がしたくて、自立するために、ITCの技術を身に付けたかったからです。プログラミングを通して、世界に貢献できるんじゃないかと。
聞き手:
どんなプログラムを作りたかったのでしょうか?
小倉さん:
身近なアプリケーションを作りたいと思っていました。
これ僕が作ったんだよ。と言えるような、みんなに使ってもらえるアプリです。
聞き手:
プログラミングはどの程度、習得できましたか?
小倉さん:
それなりにコードを書けるようにはなったように思うんですけど、コードって手段であって、目的ではないなと感じ始めたんです。プログラミングの技術を学ぶことも大事だけど、
その先にある、なんのために、という部分がもっと大切であることに気づけたんです。
それで、ビジネスや起業についての興味が沸いてきました。
聞き手:
どんな目的が見えていますか?
小倉さん:
少し漠然としていますが、自分自身が理想とする社会像としては、若者が自由に夢を描くことができて、その夢を実現できる社会です。
聞き手:
今はどのような活動をしていますか?
小倉さん:
ヘルスケアを軸としたコーチングを展開していきたいと思っています。自分ごと化できるというか、試作したものを、自分のからだですぐさま検証できるところに楽しさを見出しています。
聞き手:
スケッチオーデションに参加してどうでしたか?
小倉さん:
とても衝撃を受けました。学校は楽しいけど、同調することが優先されてしまうので、あまり深い話ってできなくて、例えば、人生のこととか、起業の夢とか。。。
でも、スケッチラボって、自分自身と同じ様なことを考えている同年代や、大人の方々がいて、人生とか、夢とかを話せたりするんですよ。視野が一気に広がりました。
聞き手:
視野が広がって、どう成長できたと思いますか?
小倉さん:
まずは、大人の人と話せるようになりました。
ビジネスについても、まずは全体像を把握するような考え方ができるようになったように思います。
例えば、なにかイベントを行う場合に、中身のアイディアだけが先行してしまうのではなく、誰に対するイベントで、なにをもってターゲットに対する価値とするのかという部分は大きな成長です。
聞き手:
スケッチオーデションにずいぶん影響を受けているように思えますが、ビジネスや起業についての想いはありますか?
小倉さん:
大人の方々と話をすることで理解が進んだのは、
ビジネスも手段であって、その先には社会や地域を良くするという目的があるんだなということです。
聞き手:
卒業後はどうしますか?
小倉さん:
もっと学びたいです。そして、世界を見て周り、世界を舞台に仕事して、悔いのない人生を歩みたいです。
聞き手:
あらためて、伺うに、スケッチラボってどんなところでしょうか?
小倉さん:
僕のこれからの人生を作ってくれた場所ですね。
聞き手:
小倉さんの人生に影響を与えてしまったのですね。。。
小倉さん(学生研究員)
富山生まれ。世界での活躍を夢見る高専の4年生。2年前にスケッチオーデションに参加したことがきっかけで、今はスケッチラボの学生研究員に。